2021年9月の野鳥ギャラリー

Photography by Dr.Yoshiyuki Itatsu

涼しくなったり暑くなったり、1日のなかで10℃も差のある日が増えてきました。体調のコントロールが難しくなる時期ですね。
窓の外からは金木犀の優しい甘い香りがほんのりと風に乗って流れてきます。
すぐに過ぎ去ってしまうこの季節を少しでも楽しみたいと思います。

さて今回も野鳥ギャラリーをお届けいたします。野鳥の世界でも確実に秋冬に向けて動きがあるようです。板津先生から頂いたコメントと共にお楽しみください。


①ブッポウソウを初めてみましたので慌ててしまい、写真もはじめて撮ったのですがピンボケもいいとこです。嘴が赤いのが特徴です。
この時を最後に飛来なしでしたので貴重な写真となりました。

豊田市内で撮影というのは貴重なことですが、もとはオーストラリアなどで繁殖して夏鳥として飛来し、天竜村が有名です。
その昔、コノハヅクの鳴き声と間違われて名付けられたのですが、実際はゲッゲッゲッと渋いこえです。

②ミサゴが矢作川にもどってきました。まだダイブしなかったですが、これからがミサゴのシーズンで楽しみです

こちらのブッポウソウは見た目の鮮やかさも加わって霊鳥として扱われたそうです。
いっぽうで「ブッポウソウ」となく張本人のコノハズクは保護色のような地味な色味をしています。
間違えたままの名前が残っているのがまた面白いですね。

板津先生、今回も素敵なお写真をありがとうございました!