年の瀬も押し迫って参りました。皆様如何お過ごしでしょうか。
自転車のQUESTは明日12月31日(日)より1月8日(月)まで年末年始休業を頂きます。
今年一年、沢山のお客様にご用命賜りまして誠にありがとうございました。
年明けは1月9日(火)より通常営業致します。
来年も変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
年明けスペシャル!ではないですが、今回は久しぶりに店長によるコラムを、
今日から3日間、連続でお届けさせていただきます。
皆様お忙しい時期かと存じますので、
どうぞお時間のある時にでもお付き合いいただけましたら幸いです。
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「FELT FR2 インプレッション」
今回は、FELT FR2のインプレについて書きたいと思います。
(FELT FR2 日本語公式ページはこちらです https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/2017/fr2/)
さて、気になる機材の内容はというと、
最先端素材のTextremeカーボンフレームに、
ULTEGRA Di2、
ハンドルは3T Ergosum Team Stealthカーボン、
WheelはMavic Ksyrium Elite(Blue)、
そして左クランクにはPioneer Power Meter。
(完成車に標準搭載されることも珍しいので、お得に感じます。)
マグネットはフレームに内蔵されているとのことで、
トラブルも少ないと思います。
が、実際にトラブルの時には苦労しそうなのも確かです。
もちろんメーカーさんもその点は考慮しているとは思いますが・・・。
さらに、サドルには、Prologo Nago Evo PAS TiROX。
シートポストは 3T Stylus 25 Team Stealth。
これだけ見ても、完成車のメリットがいっぱいの内容!
これで税抜¥698,000-ですから、やはり完成車はお得です!
フレームはTextremeカーボンと言いましたが、
フロントフォークはUHC Ultimate + Textremeカーボンという、
ハイエンドグレードカーボンを採用しています。
また、フレームは機械式への互換もあるので、Di2が苦手な方にもしっかり対応しています。
総重量は540㎜で7.34㎏。
これにペダルやサイコンなどアクセサリー類を取り付けても8㎏~9㎏の間で収まりそうです。
また今回のFRシリーズは、最新のコンポーネントとパーツに最適化された設計を施しているそうです。
また、リアのブレーキをチェーンステー下に配置することで、
従来のシートステイにあったブレーキブリッジがなくなりました。これも大きな特徴です。
イメージ的には、「この周辺の快適性は上がっても、剛性は落ちるのでは?」と思いますが、
FELTが解析した結果、「ブリッジは剛性には影響せず、快適性に悪影響を及ぼしていることが判明」とのこと。
この点につきましては、実際にライドしての感想を後程・・・。
「剛性は損なわずに快適性が向上」相反しそうなこの性質が実際に実現されているならば?!楽しみです。
また、ヘッドのロワーベアリング(下側ベアリング)を、フレームサイズによって変えているとのこと。
確かに過去、殆どのメーカーでは「フレームサイズが違ってもフロントフォークは同じ」
「ヘッドのチューブの長さは違っても、ベアリングは同じ」というのが殆どでした。
これではやはりベストチューニングは難しいですが、今回の最適化により、
それぞれのサイズにあった性能を引き出せそうです。
フレームサイズ、43,47は1-1/8径、51,54は1-1/4径、56,58は1-1/2径。
明日は実際に乗ってみての評価についてお伝えします!
お読みいただきありがとうございました。