前回、部品がないというチョットしたトラブルも乗り越え、第4回を迎えました^^

今回は、フロント部分の再生を行います。

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これからホイールをフレームから外し、まずはハブをクリーニングしてから、オーバーホールをしていきます。

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御覧の通り、ハブは大分キレイになってくれました^^オーバーロックナットを外すとベアリングが顔を出します。

この段階では、まだベアリングは何もしていません。何もしていないのに、こんなにキレイということは・・・そうです、グリスが切れた状態ということです。

この状態で走っていると、ハブから『チリチリチリッ』っと音が聞こえます。このチリチリ音や車輪のガタツキを放って置くとベアリングはもちろん、芯棒も削れてきます。芯棒も交換となると余計にお金が掛かってしまいますので、早めの対策として皆様も一度、静かな所で前輪を回して確かめられてはいかがでしょうか?もしこのチリチリ音がしたら、そろそろオーバーホールのサインです^^

というわけで、今回は幸いにもベアリング、芯棒とも傷が無かったのでそのまま使用することができます^^

では、一度クリーニングしてからグリスを詰め込んでいきます!!

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グリスを詰め込んだあとは車輪の回転具合を調整し、オーバーロックナットを締めつけます。

そして・・・・・

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ひとまずオーバーホールの完了です^^

どうしても、飛び込みのお客様の修理などで作業が途中で途切れることがありますので、タイヤを交換してから、また後ほど前輪の完成をご紹介したいと思います^^

お楽しみに^^