私共の店から、わずか200m先にあり、日頃から技術指導等いただき大変お世話になっております、同業のNさんから、先日、珍しいものを譲って頂きました。
私ぐらいの年代の方には、とても懐かしい 『自転車の鑑札』 と呼ばれたものです。
自転車に乗っているときの状態がこちら
持ち主が自転車から離れた時が次のようになります。
中央部分を引き抜いて携行し、盗難を防止するという、なかなか良く考えられたモノだったと思います。昭和30年頃に廃止されたように記憶しておりますが・・・。
デザイン第一の現代とは違って実用面が重視された時代の産物といえるのではないでしょうか。
スポーツバイクには全く似合いそうにありませんが、超モダンボーイが欲しがるクラシックな実用車、運搬車等に装着すれば、よりレトロ感覚でカッコ良くなりそうですね。
子どもの頃、縦3分割の鑑札を見た記憶があるのですが、横3分割が普通なんですね。この写真、私が持っている連載コラムに引用させていただけないでしょうか? 鑑札の存在すら知らない世代が増えてきています。欧米や中国などでも、自転車の所有を明らかにする制度があるのですが、日本では防犯登録という犯罪防止には役に立たない制度があるだけです。利用者の利便よりお役所の都合の良さを優先する制度を、へんだなあ、と思う次第です。
小林様
コメントありがとうございます。
許可確認のため時間がかかりお返事が遅れてしまい申し訳ございません。
写真はご自由にお使いくださいとのことでした。よろしくお願い申し上げます。