忙中閑ありて・・・霧笛が俺を呼んでいる

「飛ぶ鳥を落とす勢いだね」などと最近、お客様に言われることがあります。

確かにエコの追風を受けたりもして、私共の業界は異業種に較べれば、結構忙しい方だとは思います。けれども、飛ぶ鳥・・・は、よそ様(他店)のこと。私共は程よく趣味を楽しむ時間もあり、有難いことに、ゆったりとした気分で、仕事を楽しませて頂いております。

そんな私に最近、また一つやることが増えました。パソコンです。そのパソコンを御指導下さってるのが、若干23才。名古屋市昭和区在住のT氏。無類の自転車好き。ネットで古いタイプのスポーツバイク=20数年前のBSユーラシア、丸石エンペラー等を探し出しては、その整備を私のところへお持ちになります。そしてその整備内容は単なる再生にとどまらず、なかなか味のある個性的なものに仕上げます。街を走っていると、自転車好きの方から、よく声をかけられるとのことです。

そのお世話になってるT氏に、逆に私がウクレレを指導しております。ほんの数ヶ月前から始めたのですが、音感もセンスも良く、基本三和音から始まって、サザンの『真夏の果実』なども達者に弾きこなしています。そんな彼から、先日指導依頼された曲が、なんと表題の「霧笛が俺を呼んでいる」です。これは同名映画の主題歌で今から50年程前、映画も歌も大変評判となった作品です。

いかにも大時代な感じのタイトルですが、主演の赤木圭一郎さんはこの映画を撮り終えた数ヵ月後に21才の若さで事故で亡くなられました。もし生きておられたら、私の個人的な好みかも知れませんが、昭和の大スターといわれる石原裕次郎さんと人気を二分していたかも知れません。そういえば、デビューしたばかり、十代なかばの吉永小百合さんも出演されていました。

古い話になりますと、つい調子に乗って脱線してしまいますが、原曲どうりにGマイナーで指導しましたところ、10回程の繰り返し練習でほぼ弾けるようになりました。彼の今後が楽しみです。

若い人から、私の懐かしい青春時代を思い起こさせて頂き、嬉しくて、またまた忙中閑話とさせていただいた次第です。

T氏オリジナルのARAYA MTB マディフォックス

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こだわりのシングル化

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