古いフレトリ台。先代からほぼ60年使い続けております。
有難いことに、クエストは超古車の再生工場か、というくらい、10数年前のものから、さらに古い、変速システムがインデックス化される以前のものまで、たくさんのレストアの御用命を頂いております。この際、当然、前後輪のスポークを総替えするというケースが多々あります。
「丁寧な作業がモットー」とはいえ、不器用な私のやることですから、結構時間がかかってしまうのですが、最初左右に振れながら回転していたのが、ピシッとキレイに回転するようになった時の達成感が心地よく、大好きな作業となっております。
この作業中に、最近よく思うことがあるのです。全国の有名なプロショップの腕利きの人たちをはじめ、この道何十年でメンテナンスの腕前は玄人という自転車愛好家が一堂に会して、早さと正確さを競う『ホイール組コンテスト』をやるのです。
見ごたえのある楽しいイベントになるような気がいたします。ただ、言い出しっぺの私が地区予選であっさり敗退してしまいそうですが・・・
世界のシマノさんに音頭をとっていただけたら実現するかも知れませんね。
猛烈に忙しかった4月を乗り切って、最近少しゆとりが出てきましたので、久々に閑話一題とさせて頂きました。
BEFORE 10年ほど前のTREK MTB
AFTER (リム、ハブはクリーニングです。)